ホームシアターは賃貸6畳から8畳部屋でも簡単に出来る!おすすめメーカーや組み合わせをご紹介!
スポンサーリンク

 

なんか映画を観たいけどテレビじゃあ画面が小さくて満足できない。

でも出不精だから映画館に行くのはめちゃくちゃ億劫だ。

そもそも他人に会いたくない…

というか他人と同じ空気すら吸いたくない…

じゃあ家で大画面で映画観れたら最高じゃねーか!

 

というダメダメな思考回路に誰しも1度くらいは陥ってしまったことはあるんではないでしょうか。

日本人が1年で映画館に足を運ぶ平均回数は1回行くか行かないかだとかいう衝撃的な話もあるくらいなんで、僕としては是非映画館で映画を楽しんでいただきたいところですが、そういう僕もかなり昔からそんな思考回路に陥っておりまして…

だってねえ

家にいながら大画面で映画を観る

これほどの贅沢が他にこの世の中にあるんでしょうか?

 

まあ欲にまみれたまくった俗世間にはあんなことやこんなこと幾らでもあるでしょうけど、映画好きには最高の贅沢であることは間違いありません。

 

僕も中学生くらいの頃にはいつかはと夢を見はじめ、大学生になってからは時折プロジェクターの値段なんかを見ていました。

まあ単純に大学生なんでお金がないのはもちろん、約10年前であってもFull HD(=フルハイビジョン、解像度が1920×1080)が出力できるプロジェクターは映画好きが最低限満足できそうなスペックのものでも最低20万円以上はしたんです、たしか、たぶん。

とても買えません!

ふざけんな、世の中

やはりホームシアターは手にワイングラスを持ったいけ好かない金持ちが地下室にこしらえる一般庶民には手の届かない夢物語なのか…

もしくは老後の楽しみなのか……否、この加速する少子高齢化社会、日本で老後にお金が残っている可能性なんてほぼ0だぞ…

終わったな、俺の映画鑑賞人生…

 

とまあ、こんなかんじではないと思いますが、みなさんもなんとなくホームシアターは敷居が高いと思っていませんか?

 

しかし、時代はどんどん進んでいるんです。

動画用途のカメラの価格破壊がcanon eos 5D markⅡの登場と共に進んだように、家庭用プロジェクターもここ数年でどんどん手の届く価格帯の製品が登場して来ているんです

まあ動画の撮影、編集にはそこそこ詳しい僕ですが、プロジェクターに関しては素人に毛が生えたようなものなので、今書いたうっすいプロジェクターの話もなんとなくの記憶です。

ほんと単純に僕の収入が昔に比べれば多くなっているから相対的に値段が下がっていると感じられているいうことも考えられます。

でもやはり十年前に比べたら考えられないくらい価格破壊が進んでいるはずです。

 

そして今から約二年前(2016年12月)、急に僕は思ったのです。

あ、ホームシアターにしよ

なんとその3日後には完成していたのです。

 

まあほんとのホームシアター専用ルームを持っている金持ちや、その手のマニアの方からすれば

「はあ?ホームシアター?それが?はあ?バーカ!貧乏め!バーカバーカ!うんこたれ」

と怒りと共に馬鹿にされそうですが

僕は大満足です

 

そう、何を隠そう、僕は現在都内でど賃貸、どワンルーム生活なのです

木造で音漏れすごいから隣のセックス聞こえるし、何より狭いし、プロジェクター、スクリーン設置したいけど壁傷つけられないし、何より折りたたむのめんどいし、どうしようー。

とかなり悩みましたがそれでもけっこう簡単に出来てしまった、(エセ)ホームシアター。

今日はあくまで一例として僕が超簡単に作り上げた、(エセ)ホームシアターをご紹介します。

エセね。

もう最近は動画配信サービスが充実しまくっているので、これをやってしまったら家から抜け出せなくなるかもしれません。

一応言っておきますが、人生ダメにしないようにご注意を!

この記事はこんな方のために書きました!

・手軽に大画面で映画、ゲームを楽しみたい方

・プロジェクター、ホームシアター初心者

・知識とかないけどそこそこちゃんとした色合いや画質で映画を楽しみたい方

・賃貸、1ルーム、または持ち家だけど集合住宅で音漏れが気になる方

まずは完成したホームシアターをご紹介!

完成したホームシアターの見取り図

ではまずは僕の住む約7.5畳の1ルームに作り上げたホームシアターの設置、接続見取り図をご覧いただきます。

どんっ!

約8畳1ルームに完成させたホームシアターの配置、接続の見取り図

簡単に書きました。

部屋は約7.5畳のワンルームでキッチンは別です。
つまり1Kてやつですね。

シングルベッド、2.5人がけソファ、ローテーブル、40インチテレビ、コーヒーメーカー置き場、書類キャビネット、作業机、撮影機材類、書棚とものすごく家具類が多いです。

なので実はホームシアター作成にあたって新たに購入したのは2点だけなんです。

・プロジェクター BenQ HT3050

・サラウンドヘッドホンシステム SONY MDR-HW700DS

SONY PlayStation3は元々持っていて、amazon fire TV stickは約1年後に買い足しました。

あ、あと小窓にDIYしてプロジェクターの常設台作りました。

簡単に完成したホームシアターを解説

まずはHDMIについて解説しておきますね。

HDMIとは??

High-Definition Multimedia Interface(高精細度マルチメディアインターフェース)の略です。
デジタル信号の通信規格の1つで映像と音声を同時に送ることが出来るのが特徴です。
最近のほとんどのテレビ、プロジェクター、パソコン、ゲーム機に搭載されています。
しかし一口にHDMIといってもHDMI端子、ケーブルには複数のバージョンが存在しているため注意が必要です。
例えば今徐々に浸透してきた4K解像度でフレームレートが60pの映像(フレームレートはわかりやすく言うと1秒間に表示される画の枚数、60pは公園の紙芝居で1秒間におじさんが画を60枚切り替えているイメージです。)を扱うにはHDMI2.0以上を搭載したHDMI端子、ケーブルでなければ4K解像度では送受信することが出来ません。

まあ要は映像と音声を同時に送ることが出来る便利な端子です。

プロジェクター

まずは1番必要な映画を大画面で映してくれるプロジェクターがBenQという会社のHT3050。
フルHDの映像出力が可能で(解像度が1920×1080でblu-rayの解像度がこれ。DVDが720×480です。)HDMI入力に対応してます(当然ですが)。

プロジェクターBenQ HT3050

小窓に設置したプロジェクター設置台(DIY)

上の写真でもちらっと見えてますが(台だけちゃんと撮った写真が埃だらけの窓だったのでまたアップします)、ホームセンターで買ってきた木材と強力突っ張り棒で台を自作しました

ほんと単純な仕組みでして、ホームセンターでカットしてもらった木材をネジとL型の補強金具で組み上げ、窓枠に固定した突っ張り棒に引っ掛けて固定しています。

木材をしっかりネジと補強金具で組み、正しく突っ張り棒を使用していればプロジェクターくらいは余裕で支えてくれます。

色もオイルステインで塗りましたが、総額3〜4000円だったと思います。

 

スクリーン

そしてそのプロジェクターの光を投影させるスクリーンはなんと

壁。

スクリーンを買ったわけではなくただの白い壁です。(そもそもそんな白くない)

サラウンドヘッドホンシステム

そしてもう一つ重要なのが音です。

実はプロジェクターにスピーカー付いてるんですが、音がくそ悪い+部屋のどこで観ても後ろからしか音が聞こえてこないので違和感MAXなんです。

スピーカーを用意して本格的な5.1chのサラウンドシステム(つまり視聴者の前後左右に6つのスピーカーを置いて、映画館のように音を振り分けて出力させることです)を作りたいが、プロジェクター買って金ないし、スペースも全然ない。

それよりもなによりも木造賃貸1ルームなんで、壁が薄くて音漏れがやばいんです。

ということで買ったのがサラウンドヘッドホンシステムSONY MDR-HW700DSです

つまり音はワイヤレスヘッドホンで聞くということですね。

まずMDR-HW700DSのプロセッサ部という四角い小型の機械に映像信号(SONY PS3やamazon fire TV stickから)をHDMIケーブルで送り、さらにMDR-HW700DSからHDMIケーブルでプロジェクターHT3050に映像信号を送っています。

つまり本来は映像再生機器のSONY PS3やamazon fire TV stickから直接プロジェクターにHDMI接続するところを、MDR-HW700DSを経由させているんです。

そうすることでこのMDR-HW700DSプロセッサは再生機器から受け取った音信号をヘッドホンにワイヤレス(無線)で送れるんです。

そしてこのMDR-HW700DSのヘッドホンを付けるとヘッドホン内で5.1chサラウンドをあくまで擬似ですが再現してくれるんです!

すごい時代です。

これで音漏れも心配なし!

SONY MDR-HW700DSプロセッサ の背面です。
HDMI3入力、1出力に対応しています。

接続まとめ

では我がホームシアターシステムの接続まとめ。

映像再生機器 SONY PS3やamazon fire TV stick

↓(HDMI接続)

サラウンドヘッドホンシステムSONY MDR-HW700DSプロセッサ (音声はそのままワイヤレスでヘッドホンへ)

↓(HDMI接続)

映像出力機器としてのプロジェクターBenQ HT3050

家の壁に約120インチで投影

という超簡単な接続です。

HDMI端子しか使ってません。

なぜこの構成にしたのかを解説

僕も約2年前の購入時、プロジェクターや映画鑑賞時の音響についてほとんど知識がありませんでした。

といってもこの構成で満足しちゃったんで、知識的には今もほとんど変わってません。

ということで解説なんて書きましたが、乏しい知識の中からどんなことを考えこの構成にしたのかをご紹介します。

プロジェクター BenQ HT3050を選んだ理由

まず約7.5畳のワンルームをホームシアター化ということで当然プロジェクターから考えました。

選ぶ上での条件はこの6つ

1価格

予算としては出せる上限が10万円と思っていました。

2メーカー

買ったことないんで、とりあえず実績ある有名そうなメーカーのものから選ぶことにしました。

3実際に出力できる画素数(画質)

現在主流の最高画質の映像メディアといえばBlu-rayです。
Blu-rayの画質というのはフルHD(1920×1080,1080p)なんです。
映像配信系も主流はまだまだフルHD画質なので、当然フルHDで出力できることが条件となります。
安いプロジェクターだとフルHD対応と謳っておきながら、入力信号がフルHD対応というだけで、実際に出力できる映像はまったくフルHDに及ばない製品もけっこうあるので注意が必要です。

4設置場所

スクリーンをどうするかは決めていなかったのですが、スクリーンを買うにせよ、壁に投影するにせよ、部屋の中で窓やドアがない壁は一箇所しかありませんでした。
なのでその壁に向けてどこから投影するかを考えました。

ここで譲れなかったのは固定で設置できる場所ということ
毎回観るたびに出してきて台形補正してとかはクソだるすぎて、絶対使わなくなると思ったので固定出来る場所を探しました。
当然はじめは天井も考えたのですが、賃貸なので天井に傷はつけれないし、仮に設置できたとしても部屋の真ん中の白熱灯が邪魔になるのですぐ断念。
次に壁とソファの間に置いていた本棚の上から、約1.2mの距離で短焦点プロジェクターで投影しようと思いました。
ですが短焦点プロジェクターは数が少ないし、なんとなく画質を犠牲にしてそうなのでもう少し考えることに。

投写する壁と正対している壁際なら、3m以上離れているのでプロジェクターの選択肢も広がると思ったのですが、そこにはベッド、そしてコーヒーメーカー台が置かれていていました。
まあでも部屋の隅をどちらか無理矢理空けて、そこに何かしらの台を設置すれば投写距離的にはそこそこ稼げるなと。
それだとすごく投写する壁の中心から斜めに置くことになるのでプロジェクターに台形補正機能は必須だなと考えました。
最終的にちょうど投写する壁のど正面に小窓があることに注目し、そこになんとか設置できればほとんど台形補正も使わずに投写できるんではと考えました。
真下にベッドがあるんですが、まあ寝るには困らない高さだし、起き上がるとき注意すればまあいいかと。

プロジェクター設置条件

・最低投写距離約3.6mで100インチ以上投影できること。

・小窓で正面から投写できても、完全にまっすぐとはいかないのである程度の調整機能(台形補正やレンズシフト機能、光学ズームなど)があること。

・(または1.2mの距離から約100インチ投写できる短焦点プロジェクター。)

投影位置調整機能について

・台形補正機能とは… プロジェクターは、自動補正してくれるプロジェクターでない限り上下左右斜め方向から投写すると、映像が台形で投影されてしまいます。
この台形の歪みを電気的に補正することを台形補正といいます。
しかし電気的に補正しているので、輝度が落ちたり、画質が悪くなったりします。
・レンズシフト機能とは…言葉そのままですが、本体の位置はそのままに物理的にレンズを上下左右に動かすことで、投写する位置を調整する機能です。
光学的に補正しているので、ほとんど画質に劣化がみられません。
・光学ズームとは…本体の位置はそのままにレンズを動かし、焦点距離を変化させズームすることです。この機能があるとプロジェクターを動かさず、ある程度映像の大きさを調整できます。
光学的にズームしているので、ほとんど画質に劣化がみられません。

5投影方式

一口にプロジェクターといっても、その映像投影方式にはいくつか種類があります。
映像を投影する仕組みが違うんです。
たくさんのサイトでこの仕組みが解説されていますが、それを詳しく知ったところで正直だからなに?という感じだと思います。
開発者を目指しているなら別ですが、知っているからといって製品ごとの公表スペックを見ただけで違いが判断できるわけではないので。
ここで僕が調べた各方式の簡単なメリット、デメリットを解説しますね。

液晶形式、DLP形式のメリット、デメリットを簡単に解説
反射型液晶プロジェクター(LCOS方式)

まず反射型液晶プロジェクター(LCOS方式)なのですが、これは1番高画質な反面、仕組み上高額になってしまうらしくとても10万そこそこのプロジェクターには搭載できないということではじめからほぼ除外です。

液晶プロジェクター(透過型3LCD方式)

この方式はプロジェクターの国内だけでなく世界シェア率ナンバー1メーカー、セイコーエプソン(以下EPSON)が採用している方式です。
すごく簡単にかくと、光源からの光を格子状のパネル(液晶パネル,LCD)の透過率(どのくらい通すか)を変更することで光を調整し、映像を投影しています。
通常液晶パネルは光の三原色RGBそれぞれに用意されています。

メリット

・ EPSONが採用しているだけあって製品の種類が多く、最も選択肢が多い(据え置き型プロジェクターの中で)
・高輝度(にしやすい)で色の再現性が高く、また多彩な色を表現できる。
・液晶が安価なので価格を抑えられる。
・レインボーノイズが見えない(DLPプロジェクターで詳しく)

デメリット

・最近ではほとんど見られないが仕組み上格子状の影が見えることがある。テレビやモニターにおけるドットが見えやすいということ。
・仕組み上、光を完全にシャットアウト出来ないので黒の再現性が低く、グレーぽくなる。コントラストが低く見える。
・液晶パネルが劣化しやすく、埃などの影響を受けやすい。
・液晶の反応速度が遅いため、残像が残りやすく動きが早い映像に不向き。
・解像度に限界がある(4Kのプロジェクターにはない?)

DLPプロジェクター

最後がDLPプロジェクターです。
これはDMDと呼ばれるめちゃめちゃ小さいミラーの集合体の板に光を反射させる仕組みのもので、そのミラーの反射角を変えることで光を調整します。
映画館のプロジェクターもほとんどがDLPプロジェクターです。
が、家庭用の安物とは違いがあり、家庭用はDMDが1枚ですが、映画館のものは光の三原色RGBそれぞれに1枚用意されています。

メリット

・ミラーの角度でほとんど光を遮ることが出来るので、黒の再現性が高い(コントラストが高い映像になる)
・液晶に比べて劣化しにくい
・速い動きに強いため、残像が出にくい。
・DMDが小型であるため、本体も小型化しやすく、モバイルプロジェクターが作りやすい。
・DMDのミラーは超小型なため、格子状の影などは見えにくい。

デメリット

・最大のデメリットは、家庭用の単板DMD方式の場合、目を速く動かしたりすると虹色のノイズが見えることがある。かなり個人差があるが見える人はこのレインボーノイズが気になってしまいDLPプロジェクターは無理みたいです。

以上がプロジェクターの投影方式の違いになりますが、最近は液晶もDLPも改良が進んでいるのでフルハイビジョン画質までの同価格帯のプロジェクターであればそんなに違いがないかもしれません。
調べれば調べるほど、液晶のメリットで書かれていたことがDLPのメリットとして紹介されていたり、かなりその辺の情報は曖昧なもので溢れています。
実際液晶でもかなり高解像度になっているし、DLPもレインボーノイズがかなり見えにくくなっているらしいです。
ということで正直ある程度の値段の製品であれば(10万円前後)、その手のうるさい奴じゃない限り違いなんて実際に観てもそんなにわかりません!
でもDLPのレインボーノイズには注意が必要です。
これは気になってしまったら大変なので。

僕は映画を大画面で観るためにプロジェクターが欲しかったわけなので、黒の締りがいいと言われているDLPが良いに違いない!とかなり素早く判断しました

映画の映像というのは一般的な映像よりもコントラストが高めなんです。
まあ無知が故の思い込みです。
しかしそのおかげであまり迷うことなくプロジェクターを選べましたよ。
あと実際には全く同じではありませんが、映画館もDLP方式だということも大きかったです。
単板DLPの最大のデメリット、レインボーノイズに関しては、家電量販店をちらっと見た時、DLPも数は少なかったんですがデモ上映がされており、目を速く動かすと確かに見えるんですが、まあこの程度ならいいかと思っちゃいました。

6出来れば映画を観るということに+そうな機能がある

テレビ番組はテレビで観るつもりでしたし、何よりその度にプロジェクターのランプを点けるのも面倒そうだったので、とにかく映画がより良く見れそうなものを選ぶことにしました

実際のプロジェクター選び

以上の条件を総合すると、まずDLPプロジェクター自体がそんなに多くなかったのでかなり絞られたんです。
最大手のEPSONが液晶方式なので、一気に選択肢が減りましたから。
そしてDLP方式で人気なのはBenQとOPTOMAというメーカーでした
どちらもプロジェクター業界では人気で信頼できるメーカーのようです。
正直OPTOMAのプロジェクターの方が外観がかなり好みだったですが、全体的にBenQに比べて10万近く高いんです。
ということで予算の都合でOPTOMAもすぐ消え、ほぼBenQに固まりました。

あとはBenQの機種選びです。
ではもう一度条件を。

・価格がなるべく10万円以内。

・フルHD(1920×1080,1080p)出力が可能。
Blu-rayで映画を観るときにフルに画質を引き出せなければ意味がないですからね。

・投写距離100インチが3.6mで実現できそうなもの(投影位置調整機能があるか)

・映画に特化してそうなもの

もうこの時点で2016年当時は2機種に絞り込めちゃったんですねえ。
それがHT2050と実際に購入したHT3050です。
HT2050、HT3050はCineHomeシリーズという正に僕にぴったりなシリーズ名まで付けられてました。
では条件に対する2機種の対応度合いを見ていきましょう。

HT2050 HT3050 比較表

はい、ということで価格以外はやはり上位機であるHT3050の方が僕にとっては最適なものでした
完全に真正面から投写出来るとは限らないので上下しか台形補正がきかないのは怖いです。
まあそれ以外はほぼ同じ、本体のスピーカーなんて最初から当てにしていなかったのでどうでもいい、そうなると輝度でいうとむしろ低価格のHT2050の方が200ルーメン高いんです。
でも僕はそんなことよりHT3050がRec.709に対応しているということが重要でした。

Rec.709というのは色域(カラーの範囲)、ガンマ(輝度再現性)を定めた規格の一つです
ちょっと難しいですが、映像制作者がこだわって色、輝度を決めてBlu-rayやDVDを制作しても、全てのプロジェクター、モニターでその色、輝度を再現してくれるとは限らないんです。
むしろそのプロジェクター、モニター毎に違う色で表示されてしまうんです。
ですがBlu-rayやDVDはこのRec.709を基準にして作られているので、Rec.709に対応しているプロジェクターだと映画製作者が意図した映像に近い色、輝度で映画を楽しむことが出来るんです。
これは映画をメインで楽しむ予定の僕にはとても大きい機能でした。

輝度なんて近年の製品は大体明るいんで(最低でも2000ルーメン以上)、真っ昼間に遮光しないでプロジェクターを使用しない限りそんなに重要な値じゃないと思っていました。
むしろ家電量販店で3000ルーメン近いプロジェクターの映像を観た時、明るすぎて締りがないと思ったんです。
ギラついているというか、4K液晶テレビの鮮やかさが故の気持ち悪さみたいなのを感じたんです。
それよりコントラストの値の方が僕は重要だと思っていたので、15000:1という値はこの価格帯では高い方だったのでOKでした。

すごく長い説明になってしまいましたがこうしてプロジェクターはBenQ HT3050に決まりました
少し予算オーバーでしたが、妥協しなくて良かったです。

BenQ HT3050については別記事で詳しくレビューしたいと思います。

 

サラウンドヘッドホンシステム SONY MDR-HW700DSを選んだ理由

これはもうほとんど書くことがないんですが、僕が住んでいるのは賃貸、木造1ルームなんでスピーカーで大音量を流すわけにはいかず…
だからってせっかくの大画面で普通のイヤホンを有線接続して聞くなんて惨めなことだけはしたくありません。
ということでもうプロジェクター本体より先にサラウンドヘッドホンにすると決めていました。
というかそれしか選択肢が残されてなかった感じですね。

いざ商品を選ぼうと思ったのですが、これももうほぼ迷いませんでした。
まずワイヤレスサラウンドヘッドホンという時点でほとんど選択肢がなかったんです。
そしてこのSONY MDR-HW700DSはその中でもうダントツの評判の良さでした。

何がすごいって発売は2013年ですが、今だに映画を観るときのワイヤレスサラウンドヘッドホンシステムといえばこれなんです。
それほど完成度が高いんですね。
後継機にあたると思われ期待されたSONY WH-L600が2018年発売されたんですが、まさかのスペックダウンしてるんです。
音質や仕組みの詳しいことはあんまり興味ないんでどうでも良いんですが(サラウンド感や音質は良くなっているとのレビューが多いです)、以下のクソ仕様です。
・プロセッサとヘッドホンの接続無線が2.4GHz帯固定
・対応音声フォーマットがサラウンドの基本の基本Dolby Digital, DTSにしか対応していない。
・充電をしながら使用できない。
・ヘッドホンを増設できない→1人でしか使用できない
などなど、音質面以外では明らかに退化しているので後継機という位置づけではないようです。

ということで2018年発売のSONY WH-L600に仕様を踏まえてSONY MDR-HW700DSの特徴をご紹介します。

MDR-HW700DSの特徴

MDR-HW700DSの特徴

・Dolby TrueHD、DTS-HD High Resolution AudioなどBlu-ray映画(UHD Blu-rayではない)の高音質音声フォーマットに対応している。(約10種類以上の音声フォーマットに対応)

・プロセッサとヘッドホンの無線接続が2.4GHz帯/5GHz帯を切り替えて使える

・有線ですが充電しながらでも使える

・別売りですが最大4台までヘッドホンを同時接続できる

・9.1ch 3D VPT(Virtualphones Technology)というよく分からないシステムにより、疑似ですが9.1chサラウンドの音場を再現できる

豊富な対応音声フォーマット

Dolby TrueHD、DTS-HD High Resolution Audioなんてはっきり言って良く分からないですが、とりあえずBlu-rayの高音質のサラウンドフォーマットに対応しているのは魅力的でした。
詳しい対応音声フォーマットはSONY公式HPに掲載されています。

2.4GHz帯/5GHz帯のデュアルバンド接続

そして2.4GHz帯/5GHz帯のデュアルバンド接続。
そもそもWi-Fi(無線LAN)で利用される電波には、2種類の周波数帯域がありまして、それが2.4GHz帯5GHz帯です
普段僕たちが家でネット接続する場合はおそらくほとんどの人が新しい規格である5GHz帯を使っているはずなんです。
方や2.4GHz帯は古い規格なんでネット接続使用の割合は減っているものの、Bluetoothやコードレス電話、電子レンジなどたくさんの物で使用されちゃっているんです。
なのでヘッドホンの無線が片方にしか対応していないと干渉を受けた時途切れやすくなってしまうんです。
MDR-HW700DSのすごいところはこれを自動で切り替えるモードまで搭載していること。
それでも極稀に何かの干渉うければ途切れますけどね。

充電しながら使える

そのままですがこれは重要です。
ヘッドホンはUSB充電で約12時間使えるんですが、充電を忘れてしまうことがけっこうあるんですね。
そんなタイミングで映画を観ようとして、充電切れが起きた時、使用しながら充電できなかったらもう萎え萎えです。
映画観る気すら失せてしまうでしょう。
小さいことですがすごく便利です。
付属のUSBケーブルも長いので快適に使えます。

4台まで増設可能

これもすごい機能ですよね。
せっかくの大画面を彼女や友人と楽しもうにもヘッドホンが1台しか接続できないとそもそも一緒に観れません。
もちろん別売りでそこそこお高いんですがMDR-HW700DSは4台まで同時にヘッドホンを接続できるんです。
僕は2個買い足しましたので3人まで同時に楽しむことが出来ます。

 

以上が僕が惹かれた特徴です。
Amazonでの実際の購入金額約35000円はちょっと高いですが、もうこれしかないというくらい映画鑑賞には最適なサラウンドヘッドホンシステムです。
僕と同じような住環境での映画鑑賞には、プロジェクターがなかったとしてもすごくオススメです。

組んだホームシアターの良かったところ

とにかく画面がでかい

まずなんと言ってもこれに尽きます。
投影する壁からほぼ真正面でプロジェクターを設置できたので、レンズシフトと光学ズームでほぼほぼきれいな長方形で投写することが出来ました。
ほんのちょっとだけ台形補正しましたけど。
それにより壁の限界まで投写でき、約120インチの大画面で映画を楽しむことが出来るようになりました。

これが実際に投影している様子です。
映っているのはフルHDのamazon fire TV stickのスクリーンセーバーです。
真ん中にあるのはメンズSサイズのTシャツです。
ものすごい大きさじゃないですか?

心配していた壁への投写についてですが、家の壁は写真ように凹凸があるしやや黄色がかっているんです。

先程に写真を見てもらえれば分かるように、それでも全く気にならないほどキレイに映ります。
コントラストが高く、ドットが見えにくいDLPプロジェクターのおかげかもしれません。
もう最初壁に大画面が広がった瞬間は、ほんとに感動モノでした。
テンション上がってたくさんの人に連絡しちゃいました。
いつもはほとんど誰にも連絡しないのに…

また近くから観れるので、古めの映画館でしょぼい小さいスクリーンを遠くから眺めるより、よっぽど迫力があります。
まさにホームシアターです。
エセですけど。

明るくても観れる

僕の現在住んでいる部屋は奇跡的にベランダへ通じるデカイ窓にシャッターが付いているのでほぼ99%くらい遮光出来るんです。
でもちょっとご飯食べながら大画面でドラマやバラエティ、youtube見たいなんて時にいちいちシャッターまで閉めるの面倒なんで、遮光カーテン、シャッで遮光終わりなんです。
だからけっこうカーテンの隙間から光漏れてくるんですけど、全然見えます。
というかカーテン全開でもテレビ視聴くらいの画にこだわらない用途なら十分実用できます。
夜、部屋の中央のメインの白熱灯3つ点けても全然見えます。
見えますし、見れますという感じでしょうか。
鑑賞に耐えうるという意味です。

なのでプロジェクターを選ぶ時、輝度を表すルーメンの値だけで判断するのは危険ですね。
HT3050の2000ルーメンは最近の商品では低い方ですが、全く問題にならないほど明るいですから。

もちろん映画に没入して鑑賞したいなら遮光はかなり重要だと思います。
少しのカーテンからの光で画面の一部のコントラストが失われ、かなり気になってしまいます。
僕の家ではプロジェクターの設置台を引っ掛けている小窓はカーテンをしていても隙間から光が漏れてくるときがあるので、洗濯バサミなどで窓枠とカーテンを挟み、隙間を極力なくしています。

下からの光はほとんど気にならないので、窓にシャッターなどがなくてもカーテンの上の隙間を僕のように洗濯バサミなどで塞いでしまえばかなり遮光できると思います。
もちろん遮光率の高いカーテンは必須です。

音の方向が分かる!

初めてMDR-HW700DSを使用して映画を観た時、本当にびっくりしました。
音質がいいかどうかは比べる対象がないので分からないですが、なにより音の方向がハッキリわかるんです。
その時はBlu-rayだったので7.1chで設計された音声だったんですけど、声がする方向、足音、爆発音などが大体どの方向で起きているか感じられるのにはすごく興奮しました。
だんだん慣れてきちゃって最近は当たり前に感じてしまっているんですが、もう普通のイヤホン、ヘッドホンでは映画は観れないなあと思っています。

組んだホームシアターのイマイチなところ

ないです。

こういうのはなにか悪いところも書かないと思うんですが、全然思いつかない…

心から現在の住環境における最高の映画鑑賞方法だと思うんですよ。
もちろんもっともっとお金をつぎ込めばより良くなるんでしょうけど、この時は15万円が突然の思いつきにかけられる最大の金額でした。

HT3050の最大のデメリットであるレインボーノイズも意識していた最初こそ見えていたんですが、今では意識しない限り全く見えなくなりました。
見えなくなったというより、脳が意識しなくなったんだと思います。
なので単板式DLPプロジェクターを家電量販店などで短時間の体験でレインボーノイズが見えたからといって断念するのは早い気もします。
まあここばかりは、見えなくなると言い切れないので断言はしないでおきます。

まとめ

簡単に僕が作ったホームシアターを紹介しようと思ったのですがかなり長くなってしまいました。

この記事で僕が1番伝えたかったのは一つ。

家で約100インチの大画面で映画を観る感動は半端ないから是非やってみて!

ということです。
もうとにかくそのデカさに興奮し、感動するはずです。
やはり映画はでかい画面で観るのが正義です。
40インチくらいのテレビで観るのとは、気づきが違います。
細部まで目がいくんです。
今まで気づかなかったことに気づくはずです。
そういう意味ではyoutubeなんかでアーティストのMVを見てみても面白いですよ。
スマホやパソコンで見るのとは天と地の差ですから。

プロジェクターについても投影方式など紹介しましたが、そういった数字のスペックを見ただけじゃあ絶対分かりません。
また本格的な暗室を設けた専門店で製品を体験できるならある程度判断できるかもしれませんが、家電量販店などでは実際に使用する環境とは全然違いますから、デモ機を見てもあまり参考にならないかもしれません。
ということでプロジェクター初心者はある程度信頼あるメーカーの安くても5万円以上のものを購入すれば、何であっても感動するし満足すると思います。
見慣れてくれば違いも分かってくると思いますが、はじめは細かい色合いやコントラストの差なんて分からないと思います。
ただamazonなどで売っているどこのメーカーか分からない格安プロジェクターには注意が必要です。
僕の友人が2万円ほどのものを持っていますが、とにかく色が良くないです。
輝度も表記上ほどのルーメンはないと思います。
決して暗くはないですがコントラストは低いです。
安いから試しにという感じで2万円出すくらいなら、頑張ってもう少し出して信頼できるメーカーのものを買ったほうが安物買いの銭失いにならなくていいと思います。
amazonのレビューもサクラが多いという噂もあります。

僕は現在のホームシアター環境に満足していますが、そろそろHT3050の型番的にも後継機に当たる4K HDRプロジェクターHT3550が発売するので(2019/5/30発売予定)、4K環境に移行していく予定です。
ですがまだまだ動画配信サイトの4Kコンテンツは少ないですし、4Kを収録できるUHD Blu-rayソフトも高いし、数が少ないので、映画鑑賞の主流はしばらくフルHDだといえそうです。

これから簡単にホームシアターを組んでみたい方の参考になれば幸いです。

あ、個々の製品の詳しいレビューはまた別記事で書きたいと思っています。

 完


スポンサーリンク