ドゥニ・ヴィルヌーヴ
ドゥニ・ヴィルヌーヴ
ドゥニ・ヴィルヌーヴ
やはりいい名前だ
アメリカ-メキシコ間の麻薬戦争を描いた前作『ボーダーライン』から3年、ついにその続編がこうか…
なに…監督がドゥニ・ヴィルヌーヴじゃない…
なんという愚行
監督ドゥニ・ヴィルヌーヴと撮影ロジャー・ディーキンスという最高の組み合わせで成立したと思っていたのに二人ともチェンジ…
一説によると『ブラードランナー2049』の準備が忙しかったとか。
じゃあしょうがない
ドゥニ・ヴィルヌーヴいないとロジャーも付いてこないもんね。
ていうかロジャーもブレードランナーか…
で新しい監督はというと
ステファノ・ソッリマ
言いにくい
そもそも誰だ
調べてみるとまだ映画の実績はあんまりない人みたいだ。
名前の感じの通りイタリアの方。
『暗黒街』(2015)という作品を撮っていて、闇社会の善と悪の境界を描くのが得意らしい(パンフより)。
で抜擢されたというわけだ。
まあなんでもいいやと、とりあえず観る。
映画『ボーダーライン ソルジャーズ・デイ』とは?
作品データはこんな感じ
作品データ
原題 Sicario: Day of the Soldado
製作年 2018年
製作国 アメリカ
配給 KADOKAWA
上映時間 122分
映倫区分 PG12スタッフ
監督 ステファノ・ソッリマ
製作 ベイジル・イバニク
エドワード・L・マクドネル
モリー・スミス
サッド・ラッキンビル
脚本 テイラー・シェリダン
撮影 ダリウス・ウォルスキー
美術 ケビン・カバナー
衣装 デボラ・L・スコット
編集 マシュー・ニューマン
音楽 ヒドゥル・グドナドッティルスキャスト
ベニチオ・デル・トロ アレハンドロ
ジョシュ・ブローリン マット・グレイヴァー
イザベラ・モナー イザベル・レイエス
マシュー・モディーン ジェームズ・ライリー
キャサリン・キーナー シンシア・フォードあらすじ
アメリカとメキシコの国境地帯で繰り広げられる麻薬戦争の現実をリアルに描き、アカデミー賞3部門にノミネートされた「ボーダーライン」の続編。アメリカで市民15人が命を失う自爆テロ事件が発生した。犯人がメキシコ経由で不法入国したとの疑いをかけた政府から任務を命じられたCIA特別捜査官マットは、カルテルに家族を殺された過去を持つ暗殺者アレハンドロに協力を依頼。麻薬王の娘イサベルを誘拐し、メキシコ国境地帯で密入国ビジネスを仕切る麻薬カルテル同士の争いへと発展させる任務を極秘裏に遂行するが……。前作から引き続きベニチオ・デル・トロ、ジョシュ・ブローリンが出演するほか、イザベラ・モナー、ジェフリー・ドノバン、キャサリン・キーナーらが脇を固める。脚本は前作「ボーダーライン」と「最後の追跡」でアカデミー賞脚本賞にノミネートされたテイラー・シェリダン。監督は前作のドゥニ・ビルヌーブから、イタリア人監督のステファノ・ソッリマにバトンタッチ。撮影は「オデッセイ」など近年のリドリー・スコット作品で知られるダリウス・ウォルスキー。音楽は前作を手がけ18年2月に他界したヨハン・ヨハンソンに代わり、ヨハンソンに師事していたアイスランド出身のヒドゥル・グドナドッティルが担当。
映画『ボーダーライン ソルジャーズ・デイ』観る前の心構え
というわけで前作の主人公だったエミリー・ブラント演じるケイトは登場せず、続投のベニチオ・デル・トロ演じるアレハンドロとジョシュ・ブローリン演じるマットが主役の映画となった。
舞台は前作と同じくアメリカ-テキサス間の国境付近。
麻薬戦争の他に移民問題が描かれている。
前作は二人の正体が謎の状態からスタートしているため、そこを探るサスペンス要素が面白さの一翼を担っていた。
だが本作はそれが判明しているため、ただの戦争アクションになっちゃうんじゃないかなーと心配だった。
ホラー要素満載で最高だったリドリー・スコットの『エイリアン』が続編の2ではジェームズ・キャメロンによってただのアクション映画になってしまったことを思い出す。
ジェームズ・キャメロンが悪いというわけではなく続編ゆえの難しさ。
どうしたって1作目のインパクトが強いわけだから。
まあでもベニチオ・デル・トロとジョシュ・ブローリンという大好きなおっさん2人が画面にいるだけで、観続けることはできるだろう…
てことで前作好きだった人はあまり期待値を上げないで観ることをおすすめ!
前作とは方向性が違うので、あまり続編を意識しなければ楽しめると思う。
映画『ボーダーライン ソルジャーズ・デイ』の解説&感想(ここからネタバレあり!)
『ボーダーライン ソルジャーズ・デイ』4.0/10うんこ (10うんこ=クソ映画)
ボロボロの人間てなんか美しいなあと思わされる映画
うんこ度
我ながらわかりにくい。
いつの間にかこのシステムやめるかもしれないけど、まあ要は
まあまあ。
でもこの誰がやっても難しい続編ということを加味すると、かなり頑張っていたんではないか。
特に終盤の緊張感はなかなかなもので、映画館で1つ隣に座っていた鼻水くそ男が気にならなくなった。
けっこうやるじゃないか、ソッリマ。
映画『ボーダーライン ソルジャーズ・デイ』あらすじネタバレ(結末まで)
簡単にストーリーをネタバレをすると
アメリカ、カンザスシティで一般市民15人が亡くなる自爆テロが発生。
アメリカ政府は、犯人はメキシコ麻薬カルテル経由でメキシコから密入国してきた中東のテロリストだろうと推測。
そこでアメリカ国防長官はマットにメキシコ麻薬カルテル邪魔だから、アメリカの仕業だってバレないように潰せと指示する。
またもや超法規的な作戦でもいいという条件を取り付けたマットはアレハンドロに協力を要請。
その作戦とはメキシコ麻薬カルテルを支配するカルロス・レイエスの娘イサベルを、敵対麻薬カルテルを装って拉致し、メキシコ麻薬カルテル同士の内戦を勃発させ混乱に陥れるという大胆なものだった。
娘を拉致することに成功したマットとアレハンドロは、一旦アメリカに連れていき麻薬取締局(DEA)が娘を助け出したことにしてメキシコに連れ帰る。
自作自演。
だがメキシコに連れ帰る道中(メキシコ内)、カルロスの息のかかったメキシコ警察に奇襲され、マットたちは返り討ちにしてしまう。
敵の増援が迫る中、娘のイサベルは行方をくらましてしまう。
アレハンドロは一人徒歩でイサベルを追跡、マットたちその他の者はアメリカ国内に退却することに。
その時マットはアレハンドロに発信装置を渡し、国境に来たら知らせろ、必ず助けに行くと約束する。
なんとかイサベルを発見し、国境を目指そうとするアレハンドロ。
がメキシコ政府は既にアメリカの偽装工作を疑っており、マットたちがメキシコ警察を返り討ちにしたことを問題視。
更に自爆テロの犯人全員がアメリカ人だったという衝撃の事実が判明する。
メキシコとの関係悪化を恐れたアメリカ上層部は作戦の即中止を決定し、マットに証人であるアレハンドロとイサベルの始末を指示するのだった。
苦しい立場に追い込まれたマットは衛星電話でアレハンドロにイサベル殺害を指示するが、アレハンドロはこれを拒否。
やむを得ず再びアレハンドロ、イサベルを始末するためにマットはメキシコへ向かう。
麻薬カルテルの密入国仲介システムを利用してアメリカ入国を目指したアレハンドロとイサベルだったが、誘拐作戦中にアメリカ国内でアレハンドロを目撃していたカルテルの見習いミゲルに正体を見破られその手で処刑されてしまう。
それを衛生を使って見ていたマットは激怒。
イサベルを連れてその場を立ち去るカルテルメンバーを全員亡き者にすることを決意。
降伏するカルテルの若者たちを容赦なく撃ち殺すが、上層部の命令を無視し、イサベルだけはアメリカ国内につれていき証人保護プログラムを適用させることを決める。
一方、顔を撃たれたアレハンドロだったが、弾は頬に着弾しそのまま逆の頬から抜けたことで奇跡的に生存していたのだった。
て感じ。
ちょっと組織のこととか間違えて捉えているところあるかもしれません!
『ボーダーライン ソルジャーズデイ』画作りは…
前作が傑作となりえた要素の一つが素晴らしい画作りとその緊張感、雰囲気だった。
それと比べちゃうと今回は弱かったかなーという印象。
舞台としては前作と同じアメリカ-メキシコ国境付近なんだけど、なんだろうなあ…
グッとこない
デビュー作が良かったav女優の2作目くらいグッこない。
同じような引きの画も満載ではあるんだけど、ゾクゾクする感じがない。
思いつく決定的な違いとしては重厚感。
前作が油絵とすると今作は濃い水彩画みたいな印象。
あ、水彩画をばかにしているわけじゃないですよー。
ただなんか薄っぺらい感じを受けてしまった。
空の色とかも同じようなショットはある。
アレハンドロがメキシコ人の家の外にいるショットの空の色なんて、前作のトンネル突入の身支度整えてる空の色そっくりなんだけど、全然ピンと来ない。
ふしぎだ
歳を取るに連れておでこの生え際の髪の毛はどんどんゲッソリしていくのに、いらない鼻毛やすね毛はむしろどんどん元気になっていくのと同じくらい不思議だ。
変わらざるを得ない
そして観る前に心配していた、観客がマットとアレハンドロの正体を始めから知っちゃてる問題。
やはり影響はあったなーと思わざるを得ないが、表裏一体いい面もあったと思う。
それは2人のキャラクターの変化に結びつけていたこと。
というかむしろそうするしかなかったという印象も受ける。
マットは上の命令には絶対従わなければならないアメリカという国家の歯車の1つだ。
それと同時に作戦成功のためならモラルや法、倫理観などは捨てさっており、それができるからこそ自分に自惚れに近い絶対の自信を持っていた。
アレハンドロは家族をメキシコ麻薬カルテルに殺害されたという重い過去を持ち、その復習を果たすためなら誰にも縛られず、どんな情けも相手にかけない、ある意味最強の強さをもった人間。
というのが前作で明確に示され、今作の中盤まで話を引っ張ってきた2人のキャラクターだったけど、イサベル返送最中のメキシコ警察の襲撃を契機に全てが変化していく。
これまで僕達が見てきたマットは失敗や迷いとは無縁であったのに、今作中盤で結果的に指揮していた作戦が失敗するという屈辱を味わうし、立場は違えど心から信頼していたアレハンドロを始末しなければいけないという決断を迫られ苦悩する。
前作含めて悩みとは無縁な姿が伏線となり、マットがどのような決断をするのかというサスペンスが加わった。
またアレハンドロはイサベルを誘拐し、更に自らの手で助けるという偽装工作を通して、殺された自分の娘と同じような体験をイサベルにしていることを感じていく。
そしてアメリカに見放され、メキシコでイサベルと孤立することを契機にイサベルを守ることを決意していく。
決して家族を殺したイサベルの父を許したわけでも復讐心を無くしたわけでもないはず。
でもイサベルは守らなければならないと、本能がそう言っていたのだと思う。
またその前後で娘が使っていた手話を使ったこともイサベルを娘とダブらせてしまった要因なのだろう。
はっきりと変化した描写などないし、説明もされない。
だから前作であれだけ暴れまわった闇の仕事人が、この流れだけでイサベルを守るなんてことをするのかと思う人もいそうだ。
でもベニチオ・デル・トロの存在感、背中に漂う悲しみ、そして顔がそう決意したことをいつの間にか伝えてくれている。
伝わるまでいかなかったとしても、きっと違和感はなく見進められる。
ほんとすごい表現者というか顔面だ。
映画の構成要素の1つとしての顔面。
ということで本作は2人の内面の変化、関係性を楽しむ物語へと変化していった。
それはそれで良かったよ、ソッリマ。
だけど正直それが強すぎて、国境間の社会問題などはあまり心に残らなかった。
まあ欲張るとどっちつかずになるから、良かったのかなあ。
マットは相変わらず
今作でもジョシュ・ブローリン演じるマットは超足臭そうで頭がやけにでかい。
前作と違い作戦失敗に終わるマットだが、仮にアレハンドロとイサベルがカルテルに捕まらず、命令通り殺さなければならないシチュエーションになっていたらどうしていたのだろうか。
ちょっとそのマットとアレハンドロの対峙シーン見たかったなあと思ってしまった。
2人はメキシコ警察奇襲シーン以降、同じ空間に存在することはなくなる。
ちょっと盛り上がりに欠ける展開だった気がする。
その代わり、カルテルの密入国斡旋メンバーに弾丸を浴びせ、イサベルをアメリカへ連れ帰るヘリの中でマットは静かにうっすら涙を浮かべた(ように見える)。
少なくとも僕にはそう見えた。
こっちまで泣きそうな熱いシーンだった。
渋いジジイ同士のベタベタしない友情ってなんか良いよねえ。
マットはイサベルを個人的に助けたかったわけではなく、アレハンドロが命を賭して守ろうとしたものだけは守ってやりたいと思ったのではないだろうか。
後先考えずに。
かっこいいなあー。
頭はでかいけど。
うそだろ(描写の残酷さについて)
今回もバイオレンス描写的には容赦なく頑張っていたー。
まず冒頭の自爆テロシーン。
3、4人の自爆テロ犯が時間差で自爆するのだが、最後の1人がけっこうな時間差で来る。
生き残ってるやつを残すことなく始末しようとする超不気味なやつ。
で生き残ってた親子が脱出しようとしたとき、そいつに出くわしてしまうのだ。
周りに血も涙もないと思われている僕でも、さすがに思った。
助かってくれー!!!
テロリストよ、せめて子供だけでも見逃してくれー!!!!
とその瞬間
ボーン!!!
……
うそだろ
いつもなら全面的に褒め称えるところだけど、さすがに引いたわ。
まあある意味よくやった!!ても思うけど、あんなに命乞いさせてからのボンは酷いなー。
という感じで、今作もそういったことには見境なく容赦のない展開だ。
正直1に比べて称える気にならないのはなぜなんだろう…
ベニチオ・デル・トロ
アレハンドロの初登場シーンはもっと
ぬぼー
と闇の中から登場してほしかった。
あっさり画面に出しやがって。
なんもわかってねーな。
でもデル・トロの前半のカルテル側の弁護士殺害シーンは良かった。
一歩間違えばギャグになりそうだけど、奇跡的なバランスで成り立たせている。
あの撃ち方とあの表情はこの映画屈指の名シーンだ。
だが僕は怒りで震えているぞ…
あのシーンを予告で使いやがって
完全にミスだろ
予告で使うのはダメだろ
めちゃくちゃ衝撃度和らいだわ
宣伝のためとはいえ頭悪すぎじゃないか
客が入ればそれで良いのか??
あん???
釣った魚には餌やらないってか?
この予告作ったバカは女性にもそんな感じだ、絶対。
あとはー
顔面撃たれて生きているというのは、ありそうでなかなかない面白い展開だった。
普通なら撃たれる前になんとかなるもんだから。
顔面撃たれた後のズタボロ感も良かったなあ。
堪らない顔してたなあ。
『刃牙』死刑囚編の花山薫を思い出した。
ちゃんと傷口付近腫らしてたし、あれどうやってるんだろうか。
そして極めつけはスタボロのまま車で走るシーン。
カルテルの増援が正面から向かってきた後、Uターンし追って来るんだけど、その車の中に手榴弾投げ込み爆発させるのだ。
それが全て1カットで撮られている。
アレハンドロが手榴弾を投げ、その後方でたしかに車が爆発したという事実が示された瞬間は鳥肌ものだった。
1カット撮影の魔力!
いやー惚れ惚れする1カット。
あれもどうやってるんだろう?
やっぱスタジオでグリーンバックなのかなあ。
だとしたら残念だなあ。
ミゲルは未来の夢を見るのか?(ラストシーンの解釈)
ラストは事件から1年後、密入国事業を引き継いで入れ墨だらけになったミゲルの元にアレハンドロが現れる。
まるで死神のように。
ミゲルを静かに座らせ「暗殺者になりたいのか?」とアレハンドロは言う。
更に「おまえの将来の話をしよう」と言って、扉を静かに閉めたところで映画は終わる。
この後ミゲルがどうなったかは観客の想像に委ねられている。
これはですね
分かりません
セリフが助けそうなセリフなんだけど、個人的には殺したと思う。
イサベルは何も悪いことはしていない。
親は狼だけど、イサベルは違う。
自分の娘と同じだと今回の事件でアレハンドロは思ったのだろう。
だけどミゲルは違うのだ。
環境という背景はあれど、自ら境界線をあっさり超え、狼になったのだから。
前作のケイトが渡らなかった境界線をあっさり超えた。
生活のため止むを得ずというわけでも、撃たなきゃ殺されるからといった感じではなく、自分から進んで撃ったように僕には見えた。
そんな奴を許すのか…
むずかしい。
でも復讐という過去ばかりに囚われていた男が、今回は少女を守るという未来を見た行動をとった。
それを考えるとやはり”あの場ですぐは殺さず、ミゲルにもう一度未来への選択をさせた”ということも考えられるかなあ。
その結果次第ではやはり殺すみたいな。
ま、分からん!
解釈はやっぱ人それぞれですね。
おわりに
前作も今作も人間の暴力に暴力を重ねていく虚しさを描いていたが、やはりその虚しさなんかも今回は弱い。
最後の麻薬カルテルの密入国斡旋グループなんて、我らがアレハンドロをピンチに追い込み、マットを怒らせた完全な悪役になっていたから。
だからマットが降伏している彼らを容赦なく殺しても、前作の麻薬王の家族のときほど何も感じないはずだ。
むしろ少し爽快感すらあったのではないだろうか。
これが始めからアレハンドロ、マットを知ってしまっている弊害だと思う。
彼らに完全に感情移入しちゃうのだ。
前作との大きな違いだったと思う。
それでもただの戦争マッチョ映画にはさせなかった制作陣はがんばったと思う。
まとめると
前作はメキシコ麻薬カルテルをめぐる登場人物の行動を通して善悪の境界を問うていたが、今作は登場人物の行動という結果に行き着くまでの心情にスポットを当てた作品となっていた
ぜーんぜんうまく言えないがそんな感じ。
あ、これって脚本のテイラー・シェリダンは始めから3部作で考えていたそう。
つまり今作がヒットさえすれば次作がありえるということだ。
マットも作戦失敗したし、考え自体にブレはないだろうけど、きっと周りの環境は変わっていると思うし、アレハンドロがどうなったのかはすごく気になる。
あの国境周辺はこの地球の縮図だと思うから、次回作はイサベル、ミゲル、そしてケイトも登場させて人類の未来を予感させるものにしてほしい!
なーんて本音をいうと
ベニチオ・デル・トロとジョシュ・ブローリンが大暴れしてくれたら、それで満足です。
完
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